加齢黄斑変性とは
網膜の中心である黄斑部は、視細胞が多く集まっており、物を見るのに非常に重要とされている部分です。この黄斑部が主に加齢によって変性し、ゆがみや視力低下をきたす疾患です。新生血管の発生を伴う「滲出型」と伴わずに網膜が変性する「萎縮型」に分類されます。
検査について
問診や視力検査のほか、眼底三次元画像解析(OCT)などを組み合わせ網膜の状態などを調べます。
治療について
治療の対象になるのは滲出型で、抗VEGF薬を眼内に注射する方法や、光線力学療法(PDT)などがあります。治療が必要な方は治療可能な施設へ紹介いたします。